在宅医療・介護連携支援センター

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お知らせ詳細

2017.12.22[名東区](12/14・木)地域包括ケア区民のつどいを開催しました

名東区

平成29年12月14日(木)午後2時より名東文化小劇場にて、「名東区地域包括ケア区民のつどい」を開催いたしました。

昨年度の市民向け講演会アンケートにおきまして、「人生の最後をどこで過ごしたいですか?」という質問に、約5割の方が「まだわからない」「特にこだわりはない」と回答があったことから「人生の最期」について、考えていただけるきっかけになればと思い今回の講演会を企画いたしました。

当日は約330名の方に足を運んでいただき、社会学者・東京大学名誉教授 上野 千鶴子 先生より「おひとりさまの最期~自分らしいエンディングを考える~」と題して、著作である『おひとりさまの最期』をもとに先生ご自身が多くの医療・介護関係者や当事者から話を聞き感じた事・考えた事をデータ等も織り交ぜながらわかりやすくお話いただき、頷きと笑いの絶えない講演会となりました。

講演会の終盤で上野先生より「名東区でひとりで家で死ねますか?」と、名東区医師会長 伊藤 克昭 先生に質問をされた際、伊藤会長が「Yes, you can」とお答えいただけたこと、また、参加者より「ひとり死に対する不安があったが、家族や周りの人と今日の内容を伝えて、自分の考えを共有していきたい」、「一人暮らしですが、これからのことをよく考えたい」といったご意見をいただけたことから、人生の最期、また、その迎え方について考えていただくきっかけになったのではないかと思っております。

なお、1月24日(水)14時より「自宅で看取るということ ~名東区バージョン~」と題し、名東区役所 講堂にて在宅看取りの体験したご家族とそれを支えた医療介護関係者の講演会を開催します。
定員70名(先着順)となりますが、こちらにつきましても是非ご参加いただきますようお願いいたします。