在宅医療・介護連携支援センター

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お知らせ詳細

2017.08.31[昭和区](8/26・土)多職種連携研修会を開催しました

昭和区

8月26日(土)午後2時より、千種区の今池ガスビル ダイアモンドルームにて、昭和区多職種連携研修会を開催しました。
当日は、「『自宅での療養生活を支えるために』~職種の垣根を越えて専門職の立場から意見交換ができるようになる~」のテーマのもと、昭和区内の医療・介護・行政などの専門職の方々が121名参加されました。

第1部は、小林医院 院長 小林 昌玄(よしひろ)先生を座長に、医師・歯科医師・薬剤師・ケアマネジャー・訪問看護師・訪問介護員・通所サービス/訪問リハビリ担当者・ショートステイ担当者の8職種の代表者が、『多職種連携シンポジウム』を行いました。
それぞれの立場で、「なんとか診療所まで通院できる段階」「通院が難しくなった段階」「最期の段階」で自分の職種ができる医療・介護、多職種との連携について、わかり易く発表してくださいました。
また、改めて自身の職種をふり返ることで、連携する相手の職種を理解することができました。
小林座長がシンポジウムの最後に「これだけの多職種がいるのだから、自分の専門外のことはわからないことがあってもどんどん聞けばいい、そうすることで在宅医療・介護連携が進んでいくのではないか」とまとめてくださいました。「まさにその通り」と参加者の多くの皆さんからお声をいただき、他の専門職と更に連携を深めていくきっかけとなるシンポジウムとなりました。

第2部は、『模擬サービス担当者会議』を10グループに分かれて開催しました。「誤嚥性肺炎を繰り返し自宅退院された方」のケースを、主任ケアマネジャーが実際のサービス担当者会議と同様に進行役となり、限られた時間の中で専門職の意見交換を行い、ケアプランの見直しを行うという模擬サービス担当者会議を体験しました。
病院・在宅、医療系・介護系、まさに様々な専門職がグループに配置されての模擬サービス担当者会議は、皆さんの積極的な参加により大変盛り上がり、まさに顔の見える関係の中で、ケアプランの新たな目標を設定することができました。
「初めてサービス担当者会議を体験できて有意義だった」「他の専門職の意見が聞けて、新しい見方が広がった」「職種によってこだわりや気になる視点が違うことを知ることができた」「この企画でまた研修を開催してほしい」など多くの感想をいただき、大変充実した研修となりました。

今後も、皆さまのご意見をもとに、昭和区の在宅医療・介護連携が更に深まっていくような研修を企画していきたいと思います。