在宅医療・介護連携支援センター

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お知らせ詳細

2018.05.07[名東区](4/21・木)多職種連携研修会を開催しました

名東区

4月21日(土)午後2時半より、医療法人香徳会メイトウホスピタルにて平成30年度 第1回多職種連携研修会「地域包括ケア研修会」を開催しました。

講演は、愛知医科大学医学部 地域医療教育学寄附講座 教授 宮田 靖志先生より、「多職種・地域連携で取り組もう、多剤併用(ポリファマシー)対策」と題し、スライドを用いて患者さん中心のポリファマシー対策について、詳しく説明して頂きました。

その後、メイトウホスピタル 浅井薬剤師より「病院へ入院する際」の事例提供、たかばり調剤薬局 岩佐薬剤師より「独居の高齢者の男性が病院から在宅療養へ移行する際」の事例提供がありました。浅井氏の事例提供では「病院へ入院する事例検討グループ」、岩佐氏の事例提供では「退院し在宅へ戻る事例検討グループ」に分かれ、在宅から病院の入院時、病院から在宅の退院時のポリファマシー対策として、患者さんの意思決定を導くための多職種の関わり方をグループワークで検討しました。

今回の内容は、入退院時に問題として起こりうる可能性は高いが、実際の解決策が極めて困難な事例でありました。しかし、グループワークでは、薬剤師さんを含めた多職種の関わりが重要な問題を抽出し、患者さんの意思決定を踏まえた解決策(ポリファマシー対策)を見出し、連携体制を生かした活発な意見交換がなされていました。

次回開催は6月9日(土)名東区役所講堂にて開催を予定しております。
今後も多職種間の連携が図れるよう同様の研修会を開催していきますので名東区近隣の在宅医療・介護に携わっている専門職の方々におかれましては、ぜひご参加賜わりますようお願いいたします。

※当日のアンケート結果につきましては、ページ下部よりダウンロードいただけます。

資料1: 20180421_アンケート