在宅医療・介護連携支援センター

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お知らせ詳細

2018.09.07[名東区](8/23・木)多職種連携研修会を開催しました

名東区

8月23日(木)午後6時30分より、独立行政法人国立病院機構東名古屋病院 第1会議室にて平成30年度 第3回多職種連携研修会「地域包括ケア研修会 ~連携に必要か?退院前カンファレンス~」を開催しました。当日は台風の接近に伴い開催が危ぶまれましたが、なんとか開催することができました。悪天候にも関わらず、ご参加いただきありがとうございました。

講演は、独立行政法人国立病院機構 東名古屋病院 地域医療連携室 退院調整副看護師長 田中 沙智子氏より、「退院に必要な看護サマリー」と題し、スライドを用いて東名古屋病院で使用されている看護サマリーや、検討すべき点から抽出された今後の課題について、詳しく説明していただきました。

その後、事例検討として実際に活用された看護サマリーを用いて、在宅で生活するために、どんな情報が必要か話し合うグループ、在宅の多職種のみでサービス計画書作成するグループ、病院看護師も加わり病院と在宅の連携を活かしてサービス計画書を作成するグループ、実際退院カンファレンスに加わった看護師を含めてサービス計画書を作成するグループで、看護サマリーの改善点と退院前カンファレンスとの必要性について討議をしました。また、看護サマリーでは知りたい情報が伝わらない事もあるため、連携としての退院前カンファレンスは必要であることがわかりました。
司会者である東名古屋病院の神谷先生からも「事例検討会を通して、退院前カンファレンスは連携に必要ということが検証できた。」というご意見がありました。

次回は11月17日(土)木村病院にて開催を予定しております。
今後も、多職種間の連携が図れるよう同様の研修会を開催していきますので、名東区近隣の在宅医療・介護に携わっている専門職の方々におかれましては、ぜひご参加賜わりますようお願いいたします。

※当日のアンケート結果につきましては、ページ下部よりダウンロードいただけます。

資料1: 20180823_アンケート