9月19日(水)午後2時より、千種区医師会館2階会議室にて平成30年度 第2回千種区多職種連携研修会を開催いたしました。当日は医療・介護・福祉関係者43名にご参加いただきました。
講演は、国立病院機構東名古屋病院 地域医療連携室 地域医療連携係長 寺谷里代氏より、「神経難病を抱えた患者さんへの在宅支援」と題し、ご講演いただきました。神経疾患患者さんは転倒が多いことから、疾患における転倒の特徴、転倒防止への具体的な環境整備や受傷予防グッズなども含め、安全な療養環境におけるケアの調整について詳しく説明していただきました。
事例検討では「その人らしく生きていくための在宅支援とは」と題し、脊髄小脳変性症の療養者・介護者の事例を通して、多職種で支援する連携について事例検討を行いました。不可逆的な慢性疾患について、日々の暮らしをその人らしく送れるための支援とは何かを多職種連携の視点で考えることができ、充実したグループワークでした。
今後も多職種間の連携を大切に考え、同様の研修を企画してまいります。是非、ご参加賜わりますようお願いいたします。
*当日のアンケート結果につきましては、ページ下部よりダウンロードいただけます。
資料1: 20180919_アンケート結果