在宅医療・介護連携支援センター

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お知らせ詳細

2019.12.16[緑区](12/1・日)第2回多職種連携研修会を行いました

緑区

12月1日(日)徳重地区会館体育室にて、第 2 回多職種連携研修会『多職種で取り組む‟口から食べる“ための支援〈第 3 弾〉』を開催しました。

63 名の方にご参加いただき、講義、グループワークを行いました。講義では、多職種連携の動画を視聴した後に各グループで動画内の多職種連携で問題となる点について話し合い各グループより発表しました。また、グループワークでは管理栄養士、言語聴覚士、訪問看護師よりご提供いただいた 3 つの事例について検討しました。
事例提供者より事例について説明した後に提供者が挙げた問題点についてどのような解決策があるかを各グループで話し合い発表、発表毎に古屋先生よりコメントをいただきました。コメントの中で、トロミのついたお酒の紹介や、食事が摂れないとき本人の嗜好に合わせたもの(事例の中ではアイスやクリームパンなど)で必要なカロリーを補うことができる、在宅では歯科医師と栄養士が標準的に入れるとよい、等のお話がありました。また、延命をしない選択をしていても最後の時に何もしないことに抵抗を感じる家族は少なくない事や状態が下がっていく時に次にどのようなことが起こりうるかの説明の必要性、家族に対する手当は看取りに向かう時に大切な事、といった家族への支援についてもお話いただきました。アンケートでは、「普段あまり関わることのない事例もあり勉強になった」、「自分が何をすべきか考える良い機会となった」、「地域で(住民を含め)意見を共有していく機会は必要」、等の意見がありました。

今後も、よりよい多職種連携を支援できるよう努めて参りますのでよろしくお願いします。

資料1: 12月1日 アンケート結果